女性500人にとったアンケートでは以下のような結果が出ています。
質問『前戯にかけてほしい時間は? 』
1位:10~19分 45%
2位:20~29分 21%
3位:30分以上 17%
4位:10分未満 13%
5位:必要なし 1%
この結果からわかるように、挿入する前にしっかり前戯をしなければ、女性から喜んでもらえない事がわかります。
それどころか不満に思われてしまう可能性すらあるのです。
女性に満足してもらえるように、前戯の基本となる『手マン指マン』と『クンニ』のやり方とコツをじっくりと紹介していきます。
女性が喜ぶ手マン指マン・クンニとは
相手の事を思いやる、心のこもった前戯が一番大切です。
アダルト動画やAVで覚えたテクニックは忘れて下さい。
手マン指マンにしろクンニにしろ、マンコを愛撫し、女性を気持ちよく感じさせるための行為です。
前戯は自分のテクニックを実践する為の時間ではありません。
手マン指マンは前戯の基本ですが、実は難易度は高いのです。
なぜだかわかりますか?
なぜなら手マン指マンが究極にうまい人がいるからです。
その人は誰か…?
お相手の女性自身です。
手マン指マンでオナニーをする女性であれば、未熟な手マン指マンテクニックでマンコをイカせることは困難になります。
男でも下手な女性の手コキより、自分でオナニーした方が気持ちいいという経験がありませんか?
適当にマンコに指をつっこんで出し入れされただけでは絶対に気持ち良くなりません。
適当にペニスを握られ、むやみに上下にこすられても気持ちよくないのと同じことです。
手マン指マンで刺激すると気持ちいい所
この二つです。
このポイントに的確で適度な刺激を与える、これが全てと言って過言ではありません。
実はマンコというのはほとんど神経がありません。
とにかくマンコに指をつっこんで出し入れすれさえすればいいってものではないのです。
つまり、やみくもに指の出し入れという行為を激しくしても女性がイクことはありません。
手マン指マンのマナー
手マン指マンをする際は短く爪を切って、やすりがけまでをするのがマナーです。
女性のマンコは神経が少なく鈍感ですが、傷をつけてしまっては痛いですし大変です。
しっかり爪をきって短くなめらかにしておきましょう。
マンコの入口のクリトリスをいきなり攻めるのはよくありません。
まずは中指の腹の部分で優しくマンコの入口をさすります。
しっかりと濡れてきたら指を挿入しましょう。
濡れ方には個人差があります。
たとえ感じていてもあまり濡れない女性もいますので、無理して挿入しないことが大切です。
あまり濡れない女性の場合はクンニをしておくか、市販のローションや潤滑ゼリーを使用してしっかり濡らしておくようにしましょう。
マンコの入口について
女性の性感帯のひとつにクリトリスがあります。
このクリトリス、実は大部分がマンコ内に埋もれていますので、マンコの入口の気持ちいいところとは内クリトリスのことを指します。
この内クリトリスを攻めるためには中指1本で十分です。
指の数が多ければいいというわけではありません。
女性が慣れてくるまで挿入する指は中指1本で攻め、慣れてきたら中指と薬指を挿入します。
人差し指はクリトリスを刺激するために温存し、挿入しない方がいいでしょう。
Gスポットの攻め方
しっかり濡らしてから指をマンコに挿入していきます。
ここから手マン指マンの代表ポイント、Gスポットに向かっていきます。
Gスポットはどこにあるか見つけにくいです。
実際に指を挿入して女性の反応を見ながらGスポットの位置を特定していくことが大切です。
さて、どこがGスポット?
中指をさらに奥へ進め、埋もれるくらいまで挿入します。
それからマンコの中、1時から11時の方向に指の腹を向け、他の部分とは手触りが違う場所を探ります。
手触りの違うザラザラした場所があれば、そこがGスポットです。
Gスポットはクリトリスなどの性感帯とは異なり、明確にわかる目印がありません。
探し出せないことも多く、誰しもがザラザラしているわけではないのでより困難です。
人によってはザラザラした部分よりもう少し奥に本当のGスポットがあるという方もいます。
Gスポット発見!それから
Gスポットは表面を撫でるだけでもいいですが、Gスポットにうまく圧をかけることでさらに気持ち良くすることができます。
膣壁の内側にもGスポットは埋もれていますので、指圧するイメージで押していきましょう。
指を出し入れするピストン運動はご法度です。
せっかく見つけたGスポットを見失ってしまいかねません。
Gスポットもやっぱり・・・
最初はゆっくり優しくが基本です。
女性が盛り上がってきたら、徐々にスピードを上げていきます。
それまではキスをしたり、胸やいろいろなところを愛撫して、女性の気分を高揚させていきましょう。
テクニックに頼って手マン指マンし、イカようとすると女性に見透かされ、逆に気分が盛り上げっていきません。
イカせようと夢中になって手マン指マンするより、女性を大切にする気持ちが大切です。
Gスポットを攻める方法のポイントは優しさと思いやりです。
その結果、イクわけであり、テクニックで必ずイカせることができるわけではありません。
クンニで刺激するといい所
クンニとは、正式にはクンニリングスといいます。
クンニも手マン指マンと同様にただすれば良いというものではありません。
やり方やコツがあります。
見逃しがちなポイントもありますので、じっくり掘り下げていきましょう。
コレが見逃しがちなポイント
大前提でありながら、忘れがちなポイントがあります。
しっかり湿った舌でクンニしているか、です。
乾いた舌で舐められると女性は痛みを感じることがあります。
セックス前は緊張して喉が渇きがちなので、しっかりと水分補給をしておくことが大切です。
舐め方について
犬のようにがむしゃらにぺろぺろしているのでは、女性から引かれてしまうかもしれません。
せっかくの雰囲気が台無しになる可能性があります。
そう、女性は雰囲気により性的興奮をします。
好きな男性が自分の一番恥ずかしいところを舐める行為に興奮するのであり、動物のように舐められてしまっては、冷めてしまいます。
『やさしく』『ゆっくり』『焦らして』、この三つはかなり重要です。
舐め方ですが、いきなりクリトリスにはいかず、周辺から攻めていきます。
まずは太ももあたりから舐めていきます。
そしてゆっくりと大陰唇、小陰唇とじわじわ進み、焦らしながら最後にクリトリスを舐めていきます。
クリトリスもいきなり舐めまわすのではなく、舌先でやさしくそっと舐めます。
この時、手マン指マンを組み合わせていくのも良いでしょう。
クンニの最中に女性が手を伸ばしてくることがあります。
これは拒絶の意思ではなく、男性を求める無意識の行動です。
男性はしっかり手を握り、思いに応えてあげてください。
女性は興奮とやすらぎの両方を得ることができるのです。
又、舐める強さについても重要です。
これは男性側の都合にもなるのですが、初めから強く刺激を与えていますと、男性自身が疲労してしまいます。
クンニしているときは時間をかけてゆっくり、がポイントです。
この際、舌が乾燥してしまうことがあります。
愛液や唾液で舌先を濡らしながら舐めていくように注意してください。
そうしてゆっくり舐めすすめていくと、クリトリスが勃起し始めます。
クリトリスは通常皮をかぶっており、非常に敏感です。
ここでも優しく、を注意しながら皮をむいて舐めてみましょう。
このようにゆっくり時間をかけて舐めていると、女性がかなり感じてきます。
本気で感じ始めたところで、次第に舌先の動きを強く早くしていきましょう。
舌でクリトリスを左右からトントン叩く感じで刺激します。
左右が疲れたら上下に動かすなど工夫してみて下さい。
次はクリトリスを舌で弾く感じで舐めます。
舌先をとがらせ膣内に入れてみても効果的です。
手マン指マン攻略の裏技と極意
マンコの入口、Gスポットの他に『ポルチオ』と呼ばれる性感帯が存在します。
ポルチオは膣の一番奥、子宮口に位置します。
ポルチオを開発された女性は、セックス中に頭が真っ白になるほど、連続してオーガズムに達します。
究極の性感帯です。
ポルチオ性感帯を最初から刺激することはできません。
刺激するには、何回か女性をイカせることが必要になってきます。
そのため前戯でマンコの入口とGスポットを刺激して、オーガズムへ導かなければなりません。
マンコの入口⇒Gスポット⇒挿入してポルチオ性感帯を刺激
という流れが理想的です。
手マン指マンの体勢は女性に足を開いて座ってもらうのがおすすめです。
この時、足はなるべくしっかり開かせます。
女性の羞恥心を刺激し、より感じやすくさせるのです。
男性としても手マン指マンがしやすくなり、同時にキスもしやすいというメリットがあります。
マンコをクンニ、手マン指マンでしっかりイかせるという前提条件を満たして初めてポルチオ性感帯への扉が開かれます。
まとめ
手マン指マンとクンニによる前戯、簡単なようで実に奥深いことが感じられたでしょうか。
前戯は女性にとってはとても大切で、快感が大きくなります。
手マン指マンにしてもクンニにしてもテクニックと知識はもちろん大事ですが、何より大事なのは女性の事を思いやる気持ちです。
相手の事をどういたわるか、どう気持ち良くしてあげるか、そういう気持ちさえあれば自然とテクニックは身についていきます。
前戯という行為はセックスの快感を高めると共に、究極のオーガズムであるポルチオ性感帯の『中イキ』に導く為に不可欠なものです。
『中イキ』のためには最高の前戯が必要であり、『最高の前戯』には相手を思いやる気持ちが必要です。
まずは相手を思いやる気持ち、優しい気持ちを持って楽しいセックスライフを送っていきましょう。